紅葉もきれいな浜松城公園の美景観
紅葉鑑賞には少々早すぎたこの日(11月8日)でしたが、真っ赤な姿を見せるであろう楓(かえで)や紅葉も多く植樹されています。そのほか、家康公銅像前に立つイチョウの大木が晩秋には黄金色に輝きみごとな姿になることでしょう。ナンキンハゼもまた目を楽しませてくれます。その昔ロウの木と呼んだ記憶ですが、葉肉が薄く、太陽の日差しがさすとカラーフィルターをかけたように色鮮やかです。一本の木で4色がそろいます。緑色から黄みどりいろに、やがて透明感のある黄色から真っ赤に染まってゆく姿は毎日見ていても飽きない木の葉です。オレンジ色に輝くアカシデなども又、楽しむことができる浜松城公園です。
※出典:浜松市広報 URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/
浜松城公園駐車場より園内へ入るとお城の入口へ通じるアカシデとかカエデでしょうかきれいな並木通りです。秋が深まるとケヤキ・カエデ・アカシデの葉もさぞかし見ごたえのある紅葉に色好き黄金色の並木道が楽しめそうです。
浜松城の姿
天守閣への案内板に沿って少々角度のある坂を上るとお城の姿が見え始めた。
途中の石垣も見事である。
これらの石垣は浜松城の特徴であり史跡に指定されている工法で、「野づら積み」と呼ばれる堅固な作りで、古い石垣積みの特徴を残している(浜松城の案内による)
浜松城築城の経緯
永禄11年(1568)、三河から東進し、今川領の制圧を開始した徳川家康。家康は、駿府に攻め込んできた武田信玄の侵攻に備え、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目しました。天下を盗るためには、まず信玄を倒さなければならないと判断した家康は、元亀元年(1570)、岡崎城を長男の信康に譲り、三方原台地の東南端に浜松城を築城、駿遠経営の拠点としました。
築城様式
徳川家康の築いた浜松城の城郭は南北約500m、東西約450m。三方ヶ原台地の斜面に沿い、西北の最高所に天守曲輪、その東に本丸、二の丸、さらに東南に三の丸と、ほぼ一直線に並ぶ、「梯郭式」の築城法をとっています。「梯郭式」とは、各曲輪が隣接しながら、階段状になっている様式のことで、本丸の背後が自然の防衛線になるような城に多く見られます。
※出典:浜松市 広報浜松城公園より
浜松城の桜は
※出典: まい~か浜松さま URL:http://www.mai-ca.net/
春もまた楽しめそうな浜松城公園です。
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